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ペリリュー島

Peleliu Island

 

 

ペリリュー島は、コロールの南約50kmに位置し、パラオ諸島を取り巻く環礁(リーフ)の南端に位置する隆起珊瑚の島です。大きさは南北に9km、東西3km、人口は約700人といわれております。島の中心地がコスカビレッジ(koska village)で島の人たちはここに集中して暮らしており、島の大半はジャングルです。

ペリリュー島は、第2次世界大戦時の激戦地でもあり、2か月余りの日米両軍の攻撃戦で多数の戦死者がでました。今だに多くの戦争の傷跡が残っております。日本軍の防空壕や戦車、大砲、司令部や弾薬庫、発電所などの建物も残っております。

日米両軍の戦没者の慰霊碑も、戦後建てられました。

戦時中、島は砲撃で焼け野原となりましたが、現在では緑が生い茂り、ハネムーンビーチなどの自然の美しいビーチでは、のどかで平和な時が感じられます。

 


Peleliu Island MAP

Peleliu Island MAP

観光名所:

1) ブラッディノーズリッジ

Bloody nose ridge

---米軍が建てたペリリュー戦のモニュメントがあります。山道から続く、115段の階段を上ると、高台から見渡す景色は、青い海、生い茂った緑。景色は絶景で、ペリリュー島が一望できます。ブルーコーナー、アンガウル島も見渡せます。

2) アメリカ軍水陸両用戦車と、日本軍大砲あと

U.S. tankerJapan cannon

3) オレンジビーチ

--- 1944年9月15日、アメリカ軍が上陸してきたビーチ。ビーチの近くには、アメリカ兵81歩兵隊の慰霊碑が建っている。

4) ゼロ戦

--- 当時No1と言われた戦闘機。前半分はなくなっており、後方コクピットが残っている。

5) キャンベック(ペリリュー南の波止場)

--- アメリカ軍がつくった波止場。現在も当時のままの岸壁が残っております。

6) ペリリュー平和記念公園

--- ペリリュー最南端。日本政府が平和を祈って建てたものです。ここからアンガウル島が一望できます。

7) 飛行場

--- 当時東洋一といわれていた日本の飛行場跡。滑走路は現在でも使えます。

head quarter

8) 日本軍司令部跡

--- 天井にあいた穴は、米軍の空爆を受けた跡。生活していた様子がうかがえるトイレ、お風呂場なども残っている。

Japan tanker

9) 日本軍95式戦車

--- 3人乗りで約2センチの厚さ。

10) ハネムーンビーチ

--- ペリリュー島の東側に位置するビーチ。地元の人たちがピクニックとかで週末集まる。

swimming hole

11) スイミングホール

--- 海へと通じており、海水と淡水が入り混じっている。水位は、潮の干満により変わる。
休日には、地元の人たちが飛び込んだり泳いだりと楽しむ遊び場。

12) 日本人慰霊碑

--- 当時の日本兵は、主に北関東出身者が多かったため、茨城、群馬の方の慰霊碑が多く並ぶ。

13) 戦争博物館

--- 建物は当時の日本軍武器弾薬庫をそのまま使用している。中には、日米両国の資料、武器、遺留品などが展示されている。


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